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落ちてきた天使(仮) 16-20

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by からから@管理人

第三回:国家公務員紅葉登場。


「おばちゃ〜ん、牛丼の並一つね。つゆだくで!」

ここは、丁度お昼時で賑わう食堂。長身の青年がカウンター内に向かって注文をしている。

「はいよ〜。いつも大変だね〜、紅葉ちゃん。温泉卵おまけにつけておくよ」

「おばちゃん、いつもありがと!」

紅葉と呼ばれた青年は、爽やかな笑顔をおばちゃんに向けて、カウンターを後にする。

「午後も頑張りねぇ〜」

牛丼を乗せたトレーを持ってレジへ向かう紅葉の背に、おばちゃんが声をかけた。


「紅葉。そっちは最近どうなんだ?」

すでに牛丼を食べ終え、隣りの友人のAランチをちょっともの欲しそうに見ていた紅葉が、その一言で我に返る。

「え?あ、あぁ。最近は羽を奪われて捨てられた天使が多くて、かわいそうだよ。それに天使自体の乱獲も多発してるし」

友人は紅葉の一口欲しそうな目を完全無視して、もくもくとAランチを食べ続けている。ふと、何かに気づいたように友人は紅葉に問い掛ける。

「なぁ。そう言えば、天使って卵から孵るんだよな?」

「そうだけど。。。どうかしたの?」

友人はちょっと考え込む。その隙に、紅葉は友人のAランチの目玉であるおばちゃん特製プリンを盗む。

「あ…お前っ! (゚◇゚;」

「へへ!貰い!!」

という一言を残し、紅葉は走り去って行った。彼の肩には「国務」の二文字の腕章が光っていた。



登場人物

紅葉(もみじ):絶滅危惧種保護官有翼種部門担当の国家公務員。笑顔が爽やかな長身の青年。Aランチを食べたいと思ってはいるが、友人のような全てを捨ててAランチに賭けた生活は絶対にしたくないと思ってるw

Aランチを食す友人:紅葉の友人で、別部門のやはり国家公務員。この食堂では誰もが羨むAランチを愛してやまない、という紅葉の友人。彼がAランチのために仕事をしていることは、周知の事実。

..2002/10/13(Sun)23:04


by Law

天井近くに設けられた採光窓から黄金色の西日が零れ落ちて、無機質なモノトーンの世界に楔を打ち込んでいる。ここは警視庁公安部絶滅危惧種保護機関有翼種部門の一室。奥まった通路の、さらにその奥。いわば、選ばれた者のみが入ることのできる聖域である。

「おほほほぉ〜かじゅま、プリンが美味いでおじゃる」

騒然としていた室内がその一言で、水を打ったように静まり返った。言った当人はプリンに心奪われて、自分が今冷めた視線の交差点にいることを知らないでいる。

「せ、先輩・・・紅葉先輩っ」

声を掛けてきたのは三つ下の同じ有翼種部門の後輩の高野である。情報アナキストを自負する彼は採取したデータを元に人物をプロファイルし特定する専門家だ。紅葉と背丈は同じくらいだが、細身でいわゆる体育会系ではない。

魅惑の味に取り付かれた紅葉がスプーンを止め、声の主を確認した。

「どうした?」

「・・・えっとぉ((((((^_^;) この資料です、こないだの件の」

「ああ」

分厚いキングジムの中から、一枚の写真つきの書類を紅葉に手渡した。右隅に極秘の判が押されている。わずかに眉をひそめ、プラスチックのスプーンを口にくわえたまま書類に目をやった。

「本当にいるんでしょうか、人間と天使の子なんて」

書類に一通り目を通して、写真の人物を凝視し、つまらなそうに高野に返した。背もたれに長身をうずめ、今から思案をめぐらすと言わんばかりに腕を組んであごを引いた。口から生えたプラスチックの柄の部分が、幼児のおしゃぶりのように動いているのは、噛み癖がある紅葉だからだろう。いずれダンディさを甚だしく損なっているのはたしかなようだ。

そして、

「陳腐な言い回しだが、それが俺達の仕事だ」

スプーンと奥歯が口の中でカチカチと響かせながら独白した。

..2002/10/14(Mon)4:31


by @うずまき猫

第二回:一人と一匹の共同生活。差分


光の粒子たちは暗い隙間を追い求める様にして駆け巡る。やがてその光の粒子たちは瞼の中にまで潜り込む。射し込む光、”黒いもの”は去り、やがて光はやさしさに包まれた暖かい光へと変わる。

マヒルはまだ眩しそうに辺りを見つめている。まだ光に目が慣れていないのだろう。あたりに何もいないことに落ち着いたのか漆黒の瞳はやがて深緑となり、マヒルは大きな声で泣き出した。「もう大丈夫、」俺はマヒルのすすり泣く肩を確りと抱いて俺は今起きた出来事をゆっくりと整理する事にした。

あの”黒いもの”は何だったんだろう。そしてあの光の言葉。解らない…。マヒルはまだ俺の中で震えている。マヒルは朝方ニワトリと話をしているようだった。天使には鳥の言葉がわかるのだろうか。解らない…

マヒルは寒空の中凍えた子猫のように僕の胸で震えている。俺は何もしてやれない。果たして俺はマヒルの事について何を知っているというのだろうか。

これからはもっと話をしよう。どんな話でもいい、言葉が言葉を生みやがてそれはやがて物語を紡ぎだす。”理解しあう”という事が今の二人に大切なんだ。そうする事で、もしかしたら彼女の力となれるかもしれない。震える身体をそっと抱き寄せる。窓から小鳥のさえずりが静かに耳にとどく。その声は遠く果かなく聞き逃すほど小さかった。

※今回はチョイ恋愛を書きたかったので恋愛にもって行っておきました。書いた後ふといろいろ感じたんですが、天使の身長140〜150程度で良かったですかね,,その設定で書いてもた。この文章は差分なので、紅葉君に天使の謎の部分はお願いします。

..2002/10/16(Wed)23:47


by ピカチュウ大好き

しばらくして、瞳も漆黒の瞳へと戻り、おちついてきた、まひるはようやく泣き止んだ。

まひる「アヤ〜。もう、いない?」

まだあのときの黒いものがいないのか、心配している。

アヤ「ああ、もういない。光につつまれた天使が助けてくれた。」

ここで言葉をとぎった。いつかまひるをかえしてもらうといってさったあいつのこともはなせばまたまひるは泣く。そのことは時がくるまでだまっておくことにした。

まひる「よかったぁ。けどこわかったよぉ・・・。あいつ、みんなとちがったんだもんっ、アヤともにわとりさんとも違う。」

なにが“違う”のかはわからないが、まひるを追ってきたのはたしかなことだった。

アヤ「もう過ぎていったことだ、もう深く考えないほうがいい。」

まひる「・・・、うん。」

俺はまひるをねかせることにした。寝れば嫌なことも忘れられると思ったからだ。

アヤ「じゃぁおやすみ。」

まひる「うん。・・・・・・・・・、スー。」

まひるはキングサイズのベットにはいり、すぐねた。

しかし、その20分後のまひるが深い眠りにはいったときに、事がおきた。

『ガチャッ・・・』

???「しつれーい、絶滅危惧種保護機関有翼種部の者の紅葉だ。」

腕に国務の腕章をつけた青年がはいってきた。

アヤ「国務がおれになんの用だ?」

紅葉「あぁ、おれが用あるのは天使だ。そこにねてるのは天使だろ?」

この紅葉とかいうやつは、まひるをみてそういう。

アヤ「ああ。けど天使はペットとして人気があるし、飼うこともゆるされてるから別に問題とかはないだろ?それにこいつはゴミ捨て場にいたから拾ったんだ。」

紅葉「そいつは普通の天使とはちがうやつだ。」

アヤ「?!」

次にこいつからいわれたことにすこしおどろく。


=最近きてなかったらいっきにいっちゃってた。差分ってなんですか?(ここに差分をしらないバカが約1名いまーす)=

..2002/10/18(Fri)17:18


by からから@管理人

「ま、判ってるだろうが。その天使を保護しににきた」

紅葉はすっとアヤの横を通り抜け、戸惑っているアヤを横目にキングサイズのベッドに静かに座る。

「お前。。。不法侵入じゃねぇのかよ。。。」

アヤは半ばあきれながらも、紅葉の言った言葉が気になっていた。

「これが羽都の落とし子か。。。」

紅葉が呟く。余りに小さな声だったのでアヤには聞えなかった。

「で、紅葉さん。。。でしたっけ?あんたは何をしにきたんです?」

警視庁管轄の公務員、つまり警察関係者である。アヤにとって得意な相手ではない。

どちらかというとかなり苦手な相手だ。アヤは早々に帰って欲しかった。

「この天使は、国家の保護対象なんです。それで私が迎えにきたのですよ、阿修羅さん」

紅葉が意味ありげな笑顔を浮かべ、アヤの目を見て言った。アヤの顔がこおばる。

「かの有名な阿修羅さんが目の前にいるなんて光栄ですよ。しかも、、、我々の探し求めていた天使を拾っているとはねぇ〜」

あくまで笑顔で言葉を続ける紅葉。

「だから警察ってのは嫌いなんだよ。。。ちくしょう」

アヤは舌打ちをし、紅葉の出方を伺う。

しかし、紅葉はそんなアヤには関心がないかのように、まひるを見つめている。

「天使を引き渡して頂きましょう。その代わり、、、」

紅葉がゆっくりと立ち上がり、アヤの目を見据えてきっぱりと言い放った。

「私はここで誰にも会っていない」


俺は紅葉がまひるを連れて行くのを見ていることしか出来なかった。。。


〈設定〉

羽都:「はと」と読む。そのままっすなw


ぴかへ→差分は読んで字のごとく。それ以上わしには説明できないわ。。。(汗

..2002/10/18(Fri)22:58


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